広島の土地価格は広島市を中心に上昇傾向!最新の坪単価は?
2024.01.29
新型コロナの影響で全国的に一時的な土地価格の停滞が見られましたが、回復に伴い広島を含む地方都市でも上昇傾向が再び現れています。三大都市と地方四市(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)では、全用途平均、商業地、住宅地の価格が11年連続で上昇しています。
広島市では、金利低下、建築費上昇、世帯数の増加が土地価格上昇の要因となっており、中区・南区・西区が注目されています。
広島を含む地方都市の土地価格は上昇傾向
新型コロナの影響で全国的に土地価格の上昇傾向は止まっていましたが、回復に伴い土地価格の上昇が再びみられるようになっています。三大都市でも広島を含む地方都市も上昇傾向にあります。
出典元:国土交通省「全国全用途平均で2年ぶりに上昇、 地価は昨年からは回復傾向 ~令和4年地価公示~」
コロナ禍を経て全国の土地価格が上昇傾向にある
コロナ禍の影響で一時全国的に土地価格の上昇は止まっていましたが、コロナ禍が落ち着き令和4年から再び上昇し始めました。三大都市の全用途平均と商業地に関しては、いずれも2年以上連続して上昇率が拡大しました。
住宅地に関しても同様に上昇率が拡大しています。コロナ禍でテレワークが普及し、家から出る人が減少しましたが、回復したことにより通勤の利便性を重視して、都市部に近い住宅地を求める人が増えたためと考えられます。
地方四市の土地価格の上昇傾向が強い
土地価格の上昇傾向が見られるのは三大都市だけでなく、地方四市(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)も同様です。全用途平均、商業地、住宅地のどれもが11年連続で上昇しており、それぞれ約2%、約1%、約3%の上昇が見られています。
上昇の原因は通勤の利便性で、三大都市よりも地方四市のほうが顕著にみられます。
人気の広島市の土地価格は2%以上上昇

画像出典:フォトAC
広島市全体の土地価格が上昇傾向にあるのは、金利の低下・建築費の上昇・世帯数の増加の3つが理由だと考えられます。さらに、広島市の中でも特に土地価格の上昇が目覚しい中区・南区・西区についての様子も解説します。
広島市の土地価格は上昇傾向
広島市の土地価格は2018年から2023年の5年間で見ても上昇傾向にあります。特に中心に行くほど土地価格が上昇しており、3つの理由が考えられます。
金利の低下により高物件が購入できるようになった
アベノミクスとコロナ禍でも家を買いたい人が、変動金利を利用するようになったためです。
建築費の上昇
コロナ禍やウクライナ侵攻によって、建築費が2~3割上昇しており、結果新築ではなく中古住宅に乗り換える人が増えています。
世帯数が増加
広島市はこの5年間で約1万人の人口減少がみられますが、世帯数は約2万世帯増えています。人口が減っても世帯数が増えているのであれば、それだけ住宅の需要は増えるので、これも土地価格上場の要因です。
東広島市・廿日市市の土地価格も上昇傾向に
広島市以外の地域でも土地価格の上昇がみられます。特に東広島市と廿日市市の土地価格の上昇に注目し、人気のエリアや今後の動向についてまとめました。
東広島市
東広島の土地価格は長期的に安定成長しており、2021年〜2023年の土地価格の平均は15.1万円です。これは10年前の土地価格を上回っている上に、直近10年の間に土地価格が上昇した年が4つ以上あります。
したがって、東広島市の土地価格は長期的に成長していると言えます。
廿日市市
廿日市市の土地価格も、東広島と同じく長期的に安定成長していると確認できます。2021年〜2023年の間の土地価格の平均は22.8万円で、こちらも東広島と同様に10年前の土地価格を上回っています。さらに、子育て世帯の引越しが多く、住宅の需要が増え、低金利や中古住宅の土地価格上昇によって、かなり広い範囲で土地価格の上昇がみられます。
全国的には新型コロナの影響で土地価格が停滞していましたが、回復が見られ、広島を含む地方都市も上昇傾向にあります。特に通勤の利便性を重視する傾向から、三大都市と地方四市の土地価格が上昇しています。
広島市は金利低下や建築費上昇、世帯数の増加などが影響し、特に中区・南区・西区で土地価格が2%以上上昇しています。広島市全体も2018年から2023年までの5年間で上昇傾向にあり、金利低下や建築費上昇、世帯数の増加が要因です。
